石油ファンヒーターの修理

ここのところの急な冷え込みで暖房機器の納品や修理依頼も多数いただいています。修理については石油機器技術管理士が順次対応させていただいていますのでどうぞよろしくお願いします。

こんばんは。家じゅうまるごとお任せくださいのよしかわでんきです。

石油ファンヒーターの修理の中で一番多い途中失火ですが、一年持ち越した変質灯油などが原因になる事が多いです。去年買ったポリタンクの残り灯油黄色くなってませんか?そのまま石油機器に入れると不完全燃焼が原因でバーナーにススが溜まります。

そうなると、このように完全分解して掃除をしないと復活できません。古い灯油を使う場合は透明な事を確認してからご利用ください。(空き瓶などに灯油を入れてコピー用紙を当てて黄色く見えたら変質灯油です)

あと、点火に重要な点火プラグ(右側から摩耗したプラグ、新品のプラグ)は消耗品なので点火に時間がかかる場合は確認が必要です。左側の部品はフレームロッドと言ってちゃんと火が点いているか、不完全燃焼していないかを調べる重要な部品です。左側は新品のフレームロッド、どの隣はススや不純物が付着したものです。

バーナー部にも不純物が付着すると正常な燃焼を検知できなくなります。特にシリコンを含んだスプレーを使っていると炎電流検知が出来なくなり途中失火の原因になります。

石油機器の長持ちさせる為には綺麗な灯油を使うこと、ストーブの近くで整髪料などを使わないようにする等を心がけてくださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です