延長(変換)コード作成は用途や種類によりお断りする事があります

今日は月に一度の第3日曜定休日です。先日、延長(変換)コード作成にご来店いただきましたがお断りさせて頂きました。理由は安全上の問題でお客様の為を思っての事です。

こんばんは。この街のお助け隊よしかわでんきです。

いままでコンセントタイプの照明器具をお使いで新しいものに換える際に引掛けシーリングに手っ取り早く変えるこんな変換コードを作ってほしいとの依頼でした。この変換コードはネットでも販売されています。

この変換コードの裏面はこのように「より」線を「単線」に換える棒端子が使われていることが多いと思います。

一部より線を半田あげしてそのまま挿入されているものもあるようですがこの器具は単線専用です。

「より」線を「単線」に換える棒端子を使うとこのように器具からはみ出てしまいます。このまま引掛けシーリングを天井面に付けると干渉してしまいます。

干渉しないように「棒端子」の部分を無理に曲げると金属部分がむき出しになり、かなり危険です。

本来はこのようにVVFケーブルを挿入して使うものです。引掛けシーリングが付いていない場所は電気工事士の資格を持った方が安全性を考慮して工事する事が必要です。

引掛けシーリングを直接天井に取り付けるという事でしたのでこの変換コードの作成をお断りさせて頂きました。

「何でこの程度の事が出来ない!」と思われたようですが、事故が起きてからでは遅いのです。。。

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