トイレを快適清潔に~自動手洗い器設置を依頼頂きました

この町のお助け隊、甲賀市のよしかわでんきです。
いつもご覧いただきありがとうございます。

滋賀県日野町のリラクゼーションサロン『もみほぐしのチカラ』様よりお客様が使われるトイレに壁掛け手洗い器設置の相談を頂きました。実はこのサロンには肩こり症の僕も月一回通っていて体のメンテナンスをお願いしています。丁寧にじっくりと施術していただいていつも感謝しています。僕的にはもみ返しもなくて安心してお任せできるのでお勧めのサロンです。

さてトイレの方ですが、タンクには手洗いが付いています。構造上どうしても手を前に投げ出して洗うので水が飛び散って洗いにくいのが難点ですね。トイレの奥行きはしっかりあるので手前右側に壁掛け手洗い器を設置するようにご提案させていただきました。

機種についてはあらかじめお客様がこれどうでしょう?と調べて頂いていました。奥行きも少なくこの場所にはぴったりなチョイスでした。

LIXILコフレルワイドシリーズ
https://www.lixil.co.jp/lineup/toiletroom/cofureru/

現地を確認させていただいた上で給水・排水共に設置可能と判断しお見積・提案をさせて頂いた所、OKを頂きましたので早速設置の様子をお届けしたいと思います。

設置前に本体を仮組して最終的な位置を決めます。下見の段階で排水・給水が床下干渉しない事は確認済みなので穴あけの位置や収納スペースをピッタリ取り付けるために巾木をカットする位置を出していきます。

給排水の位置出し用に長いキリで穴を開けます。最終的に干渉が無いことを確認してからホールソーで規定の大きさの穴を開けます。

給水用の架橋ポリエチレン管に床立ち上げアダプターを取り付けて固定し自動水栓用の給水栓を取り付けていきます。

自動水栓用の電磁弁を取り付けます。排水は床下でつないでいくのでとりあえず必要な長さを差し込んでおきます。

収納スペースの取り付け準備が出来たので設置していきます。クッションフロアの不陸があるので水平器で垂直を確認して固定します。型紙を使ってフックを取り付けて手洗い器も無事固定出来ました。

午前中の作業はここまで。午後からは床上で電気配線と配管類の接続係と床下での給排水工事に分かれて作業を進めます。

僕は床下係の方を。トイレの近くに洗面があるのでここの排水を分岐します。この横引きの部分を切断しVU90°チーズを取り付けます。流れ方向があるので取付時に逆にならないよう注意します。

管を切断後、面取りを行ってしっかりと接着剤を塗布して確実に取り付けます。あっという間に固着するのではめ込んだ瞬間に勾配の調整を行うのもポイントです。

後は先ほどの手洗いの場所まで排水管を伸ばしていくのですが床下ということもあり結構な筋トレ作業となります。

逆勾配にならないように配管を固定しながら施工します。この排水管をまたいですり抜ける場所が出るので後々のメンテナンスを考えて出来るだけ高さを上げないように、かつ勾配はしっかりと取れるように微調整を行います。

給水も床下で分岐します。既設配管は架橋ポリブテン管でしたが、架橋ポリエチレン管と共用のチーズを使って分岐します。排水も接続が完了して通水テストを行い水漏れが無いことを確認しました。

 

お客様がマッサージ後に髪形を整える場所でもあるということで鏡を設置。便座消毒用のディスペンサーも取り付けさせていただきました。

もう少し出っ張り感が出るかな?と思っていましたが袖壁があるおかげで違和感なくスッキリと施工させていただくことが出来ました。

これでご来店いただくお客様にも快適に使っていただくことが出来ますね。今回はご依頼いただき誠にありがとうございました。

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