エアコン専用コンセントが無い場所も快適空間に

巷の量販店ではエアコンを取付ける条件として「エアコン専用コンセントがある事」が条件になっていると聞きますがホンマですか?

こんばんは。この街のお助け隊よしかわでんきです。

エアコンって未完成品で販売されているものです。それを適正な工事を行う事で初めて本来持っている能力が発揮できるようになっています。

タイトルのエアコン専用コンセントですが、内線規程3605-3 2.(その他の負荷の分岐回路数)及び資料3-6-5 3.において、別の専用分岐回路を設けるべき機器として10Aを超える据置型大型電気機械器具が示されており、現在販売されている大半のエアコンはこれに該当します。民間規格なので法的義務はありませんが、安全上、専用回路を設けることを勧められています。

エアコンは箱から開けてすぐに使える商品ではありません。適正な工事を行ってはじめて安心して使える商品です。僕が普段書いている「冷媒配管穴には貫通スリーブを使う」「パテをつかって気密を保つ」「冷媒配管の接続部分は断熱をしっかり行う」「冷媒配管施工後に真空ポンプを使って配管内を乾燥させる」エアコン工事ではメーカーの施工要領書にも書かれている施工内容です。

そしてエアコン専用コンセントは安全上設ける必要があるのに量販店やネットの施工業者は「専用コンセントが無いと施工できない」と言って帰ってしまうそうです。これって未完成品のエアコンを正しく取付出来る能力が無いという事ではないでしょうか?

経済産業省のエアコン工事に関するQ&A
https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/files/201208-2.pdf

値段だけでエアコン取付を行うとトラブルがあった時に困るのはお客様です。

当店で施工させていただいたエアコンは施工ミスによるトラブルがあった場合はそのエアコンの寿命が尽きるまで責任を持って無償対応させて頂きます。

今日も電源工事が必要なエアコン取付作業をさせて頂きました。

田舎の和室で縁側を越えての冷媒配管を通す工事です。エアコン用のコンセントはありませんのでそこからの工事もさせて頂きました。

事前に確認させて頂いたところ、分電盤があるキッチンに床下点検口があるのでエアコンまでの専用電源は床下から配線させて頂いた方が目立たなくてよい事を説明させて頂きました。

床下に潜り込んで作業させて頂きました。この時期汗で床下の土が体に纏わりついてまるできな粉餅の気分です。勿論ブルーシートは引きましたがそれさえも海苔のように纏わりついてきます。

この隙間に入り込んで電源配線を通していきます。

この分電盤から床下へエアコン専用配線を降ろさないといけませんが、幸いにも壁面に隙間があり床下へ降ろせました。

壁面から床下への配線を導くのは知る人ぞ知る忍者配線用の特殊工具。普通の工具では避けられない複雑な構造にも応用できる優れものです。

床下を通ってきたエアコン専用電源は通風孔の一部を利用して室内に引き込みます。

無事エアコン専用コンセントを取り付けることが出来ました。

勿論縁側からの湿気や小動物侵入防止の配管スリーブやパテ埋めもしっかりと行います。

全ての工事が完了したのは施工開始してから5時間後でした。試運転も良好です。

縁側も配管ダクトカバーでキッチリと施工させて頂きました。

今日もエアコンを完成品として取り付けさせて頂いて嬉しかったです。H様、ご依頼頂きありがとうございました。

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